一般社団法人東京都造園緑化業協会

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海の森剪定枝葉堆肥化事業

「海の森」は、未来の子どもたちのために東京都が海上公園の一環として東京港埋立地内、ゴミ処分場跡地に構想した都内でも最大級の森の公園です。その大きさ約88haは東京ドームの約15個分、平成18年度に造成に着手して以来、土づくりやドングリからの苗木づくりなど皆で育てる森づくりをテーマに、これまで多くの都民や企業が参加し、植樹が行われました。こうした取り組みは、公園整備の枠を超え、循環型社会への転換、環境教育、健全育成、協働社会の形成など、多様な効果が期待されています。都民植樹は平成27年11月をもって終了し、開園は2020東京オリンピック・パラリンピック開催後とされています。

海の森イメージ

この森を緑豊かな森に育てるための土づくりに大きな役割を果たしているのが剪定枝葉堆肥化事業です。

当協会は、東京都港湾局との基本協定(平成19年度〜28年度)に基づいて、都内公共事業から発生する剪定枝葉をもとに、海の森公園の造成に必要な堆肥を製造、供給しています。

森づくりには、豊かな土壌が欠かせません。右図のような土壌断面をつくることで堆肥はゴミ地盤という劣悪な性状を植物生育に向いた環境に変えてくれます。

海の森の土壌断面

海の森の土壌断面

剪定枝葉は造園業の業務により発生しますが、これをリサイクルして森づくりに循環させることは循環型社会の実現やCO2発生の抑制のためにも極めて有意義と言えます。海の森公園での堆肥供給事業は、生物系資源のリサイクルのきっかけを作ってくれました。もはや剪定枝葉はゴミではありません。

この剪定枝葉を受け入れ、堆肥を製造しているのは、大田区東海にある「海の森みどりの資源化センター」です。剪定枝葉受け入れ専門として法に基づく一般廃棄物処分場の許可を有しています。

リサイクルの様子をお見せしましょう。

リサイクルの様子

Ⅰ 街路樹等の剪定作業から枝葉が発生

街路樹等の剪定作業1

街路樹等の剪定作業2

Ⅱ 資源化センターに搬入、台貫にかけます

資源化センターに搬入

Ⅲ 枝葉を破砕

枝葉を破砕1

枝葉を破砕2

動画をご覧になれます。

Ⅳ チップになります

チップ加工

Ⅴ チップを堆肥として熟成させます

チップを堆肥として熟成

動画をご覧になれます。

Ⅵ できた堆肥は海の森へ、皆で植樹

植樹

東京23区内の公共事業からは、推定で年間約2.6万トンの剪定枝葉が発生するとされています(当協会発行 平成24年度版 東京都緑化白書)。当センターは、年間平均約5千トンの剪定枝葉を受け入れ、堆肥として供給していますので、23区内から発生する剪定枝葉の約20%をリサイクルしていることになります。

資源化センターの加工実績

海の森みどりの資源化センター 概要

住  所
東京都大田区東海2-4-8
アクセス
羽田モノレール 流通センター駅徒歩7分、環状7号線わき
処理方式
粉砕及び自然発酵
処理能力
80トン/日
許  可
一般廃棄物処分業許可第1437号
受入方法
リサイクル券前売り、現場精算方式、予約制
受入料金は申込サイトを参照
受入対象
一般廃棄物剪定枝葉(普通ゴミ)
稼  働
月〜土8:00〜18:00、日祝祭日及び協会の指定日は休み

位置図

位置図
地図をクリックすると大きな地図になります

海の森剪定枝葉堆肥化事業は、海の森の造成終了に伴ってその役割を終えますが、築き上げた剪定枝葉のリサイクルの灯が消えるのは資源循環型社会実現にとってゆゆしき問題です。今後、当センターが広域な核としてあり続けるために、海の森事業で培ったノウハウを活かし、また新たな視点から剪定枝葉の新たなリサイクルシステムを構築するために、関係機関のご協力を得ながら努力してまいります。

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